最近、私のInstagramのフォローワーに、イスラム系(頭にスカーフを巻き、現地の言語で文章を書く)のZ世代の女性がグッと増えている事に気がつきました。
イスラムといえば厳格なイメージや、価値観が異なる他者を寄せ付けないイメージ(宗派にもよるのでしょうが)がありますが、SNSを日常的に使いこなすZ世代の女子には、宗教保守の閉ざされた村社会より、半径20cmの眼前にあるスマホの方が世界が開けていて、ある種のリアルや開放感を感じているのかもしれませんね。
彼女達は学校の授業の合間や、自分の部屋で “スカーフを脱いで” 自撮りをし(まだ公衆の面前でスカーフを脱ぐのは難しいのかも)、それを世界に向けてpostしたりしています。これはいわゆる承認欲求といえるでしょうし、より高次元な目線で見た場合、女性解放の象徴といえなくもありません。保守的な閉ざされた社会で承認欲求が芽生えるという事は、洗脳が解けて自我(女性としての自分と世界のつながり)が芽生えつつある、と言っても過言ではありません。そんな若者達には、未来に向けて羽ばたいて行ってほしいし、ぜひ世界(のダメな習慣)をいい方向に軌道修正していって欲しいと思います。まだ世界は美しいはずですから。
日本では「ニート」や「ネット右翼」と呼ばれる人たちがネットに張り付いて、陰謀論渦巻く閉じた社会を形成していますね。さらには、それらの人たちの高齢化が進んでいるといいます。同じ道具を使っていながも、開いた世界に希望を見出す人もいれば、閉じた社会に落ちていく人もいる…。何かこの状況に該当する最適な諺がありそうな気がするのですが、「バカとはさみは使いよう」しか思いつきませんでした。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
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