8月の終わりか9月の頭の頃の事だったと思うのですが、水道橋博士がツイキャスにて、私にとって、とても面白いお話をされていました。
それは、ある映画祭で、たけしさん(北野武監督)の大ファンであるアニエス・ベーが楽屋挨拶にきたところ、
たけしさん:「あいつは一体誰なんだ!?」
博士:「殿、今のはアニエス・ベーですよ!!」
PCの前の私は、爆笑すると共に、かなりエモーショナルな感情を揺り動かされました。いわゆる胸キュン案件です。
なぜこのエピソードが、私にとって胸キュン案件なのかと申しますと、私が子供の頃、某TV番組内で裸になった軍団さんの胸に、たけしさんが本物のトカゲ(かイグアナ)を貼り付け「アニエス・ベー」というギャグをやっていました。それを見てゲラゲラ笑っていた私は「将来、大人になったらアニエス・べーの服を着よう」と心に誓ったもんです(ちなみに、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見て「大人になったらカルバン・クラインのパンツを履こう」とも心に誓いました)。
大人になった私は、しっかりアニエス・べーのTシャツやパーカーを愛用しています。
そんな私に、博士の語ったエピソードは胸キュンという以外に表現しようがありません(一昨日、アニエス・べーの公式LINEが届きましたが、その内容は小泉今日子さんの特集記事でした。世の中が右傾化しているこの時代に、明晰でナチュラルなリベラリストであるキョンキョンを特集する、その企業理念のポジティブさは、子供の頃の私の直感が間違っていなかったと思わせてくれました)。
博士は今、ほぼ毎日YouTubeでライブ配信をしています。夜な夜な博士のチャンネル(もちろん会員登録済み)を見ながら一杯やる、そんな面白い時代が訪れたことを『ハリー・ベラフォンテ』コーナーを聴きながらゲラゲラ笑っていた子供時代の私に教えてあげたいもんです。〝ガキの頃の感性〟は、概ね間違っていなかった、〝行けば分かるさ〟。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
0コメント