1ヶ月くらい前のことですなのですが、AdobeからCreative Cloudの価格改定(要は値上げ)のメールが届きました。
私は仕事でCreative Cloudを利用(イラレやフォトショ)しているので、否が応でもでも従わざるえません。
しかし、なぜこのタイミングで値上げなのうだろ? と疑問に思い、私は普段仕事では使っていない機能を調べて見ました。すると、AIが進歩してすごいことになっている…。
チャーリーの写真の背景を指定して〈寿司屋のカウンター〉、 チャーリーの手の前に〈寿司の盛り合わせ〉、その他諸々の条件を文字入力するだけで、チャーリーが板前っぽくなった画像が出来上がりました(ただし、〈割烹着〉〈日本酒一升瓶〉〈和柄の手ぬぐい〉などの、純和風のワードに対しては、まだ正確性が低かったです)。
こんなことになっては、人間の仕事はなくなってしまいますね。
人間の仕事がなくなっちゃうのに、値上げをするって、私はパラドックスを感じます。
今は文章生成AIもあるそうです。例えば〈「芥川龍之介」風の小説〉と文字を入力すれば、AIが芥川風の小説を書き上げるそうです。そのテキストを、今後進化するであろう動画生成AIに流し込めば、芥川原作風の新作映画が1本できてしまいます。
後何年かしたら、クリエイティブの現場は〈「芥川龍之介」風の小説〉や〈寿司屋のカウンター〉などの、キーワードを入力するオペレーターが1人いるだけで成り立ってしまいますね。
おそらく、他の業種でもAIは進歩するでしょう。そうなると、どんな業種でも「キーワード入力するオペレーターが1人いれば成り立つ」事態が増えていき、人間は必要なくなっていきますね。
ミシェル・フーコーが予言した「人間の終焉」は、近い未来にあるのかもしれませんね。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
〈画像は2020.01.23 『ニャン語入門!? にゃんにゃんプライベートレッスン♪』より〉
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