不正選挙の疑いで世を騒がせている某県知事選ですが、一躍話題の中心に躍り上がった感があるのは、PR会社の女性社長ではないでしょうか。私はこの女性社長の漆黒に真っ黒な洞の様な瞳と、キラキラを発射し続けるアイデンティティーに既視感を感じました。
それは木嶋佳苗死刑囚です。
木嶋死刑囚を忘れてしまったという方もいると思いますので簡単に説明しますと、ネット上でキラキラした上流生活をアピールしている反面、その裏では騙した男性被害者数名から大金を奪い、その挙句、練炭を使い被害者達を一酸化炭素中毒にして殺害するという手口で逮捕・起訴された「平成の毒婦」とよばれた女性です。
北原みのりさん、高橋ユキさん、両ジャーナリストは、それぞれに独自の視点と論調で木嶋死刑囚の事件・裁判のルポを描いていますが、そのお二方の木嶋死刑囚に対する一致した印象は「思ったより可愛い」と「洞の様な目をしている」という点でした。
地道にコツコツと生きていく。その基本を逸脱した時に、キラキラを渇望する人の瞳は洞になるのかもしれませんね。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
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