なんだか最近、SNSで参政党の候補者や支持者たちのおかしな言動をよく見かけます。もう、あのN国や維新の迷惑系も霞んでしまうくらいのマッドネス感です。差別や排外、女性蔑視、軍国主義、家父長制、改憲など、いろいろな主張が飛び交っていますが、彼らはいったい何を守ろうとしていて、何を破壊しようとしているのか、少し立ち止まって考えてみるのもいいのではないでしょうか。声なき声が消されてしまう前に。
もし外国人を排除して日本が豊かになるのであれば、徳川政権のように鎖国すればいいだけの話です。でもそれをやると、民は飢え、一揆が連発して起きるのは歴史が証明していますよね。
「女性は黙って子どもを産んでろ」という声も聞こえてきますが、女性は産む機械ではありませんし、憲法で自分の人生を生きる権利が守られています。子供の頃見た、黙っているお母さんの姿が、必ずしも「えらい」わけではないということも、みなさんお気付きでしょう。
軍隊や改憲の話で熱くなるのは、居酒屋でべろべろのおじさんみたいなもので、冷静な判断からはちょっと離れているかもしれません。
結局のところ、大いなる父性(ファシストというやつですね)に従い、弱者を叩くのは、「気分だけは権力者」「自分の頭で考えない」という気持ちの表れでしょう。でも、そうやって権力者に従い、声なき声が奪われていくのは、民主主義の土台が揺らぐということです。だからこそ、まずは自分の心の中でこっそり小さな声をあげてみてほしいのです。誰にも聞こえなくても、自分の心が少しだけ軽くなるかもしれませんから。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
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