猫と本は相性が良いです。膝の上に乗った猫を撫でながら、のんび~りと読書している時なんかは極楽気分です。また、独立系の書店なんかに看板猫がいたりするのも、猫と本の相性の良さを表していると思います(鼠害から本を守るというのが看板猫の発祥じゃないかな~ と僕は思いますが)。あっ、どうも岩崎(男の方)です。
今回ご紹介させていただく本は、ボブ・エクスタイン 著【世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話 】(エクスナレッジ)という本です。
【世界の夢の本屋さん~ 】は元々は【ニューヨーカー】誌のウェブサイトで細々と連載されていた企画なのですが、書籍化するにあたり、世界の“独立系”で個性的な本屋さん75軒をセレクトし、その1軒1軒の書店をイラストとエッセイ(ちょっとしたこぼれ話)で素敵な感じに紹介している本です。
オシャレな本屋、その地のカルチャーの中心となっている本屋、船上の本屋、レストランがある本屋などなど、ユニークで素敵な本屋がオールカラーで紹介されているので、画集や絵本の様に、イラストだけ堪能するという楽しみ方もできます。
表紙のイラストを見ていただければ分かると思いますが、イラストのタッチとしてはルノワールっぽい優しいタッチなので、昼過ぎのリラックスタイムに、コーヒーを飲みながら眺めるには最適の本だと思われます。ルノワールだけにね。
エッセイの内容も、1冊しかない詩集に対し、それを買い求めにきた男と女が後に結婚するとか、映画で使われたとか、ハリウッドスターや有名詩人が常連だとか、あの有名人はあの本を買ったとかの、ゆる~いエピソードが盛り沢山で、リラクスできる事間違いなしです。
【世界の夢の本屋さん~ 】では、日本の本屋さんは具体的には紹介されていないのですが、『神田神保町』が紹介されていて、そのイラストに描かれている書店には看板も描かれているのですが、漢字がデタラメで読めません。残念です。
最後のページでは『今月の最優秀店員』がイラストで紹介されているのですが、猫でした。まったく、最後の最後までホッコリさせやがるぜぃ。
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