国が間違った方向に進んでいる時、表現や知識を生業としている人は社会的参加をする責務があるそうです。サルトルの術語ではそれを『アンガージュマン』というらしいですね。今ではオンライン署名やTwitterデモなど、コンビニエンスにアンガージュマンできる時代になりました。もちろん権力の側に着くのも社会参加でしょうし、無言を貫くというのも表現法の一つでしょう。選択は各自の自由です。
選択といえば、量子力学の思考実験に『シュレーディンガーの猫』というのがあります。その思考実験の解の一つとして、ヒュー・エヴェレットが1957年に提唱した定数を基にして発表されたのが、選択する毎に世界が分岐する『エヴェレットの多世界解釈』、いわゆるパラレルワールドです。
東京には今、パラレルワールドが存在するらしいですが、パラレルワールドに迷い込んだ人は、大体が元の世界には戻ってこれないというテーゼがあるのですよ…。あっ、どうも岩崎(男の方)です。
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