コロナ禍中は、ウィルスという見えない敵兵から身を守るために籠城生活を送っていたもんですが、今年に入ってから仕事用のiMacの動作が非序に鈍くなっていたので、先週になりますが、新たにiMacを買い替えるために新宿駅近辺の家電量販店まで出張ってきました。気分はもう、敵兵が待ち伏せている天王山に突撃する兵士（もののふ）の気分です。
ところが、意を決して出陣したにもかかわらず、家電量販店『Y』のApple売り場の店員さんからは爆撃級の一言が…
「在庫が一台もありません」
おいおい、シャレになんねぇぞ…。こっちは命懸けの出陣だっつ～の!!
「一番確実な購入方法は、Appleのオフシャルサイトでの注文っすかね～。人気商品だから2週間から1ヶ月待ちになりますけどね～」
おいおい、こっちは次の仕事が動き出す前にセッテイングしたいから出陣しったてぇのに、2週間も待てねぇつ～の!!
背に腹は変えられませぬ、『Y』に隣接する家電量販店最大手『B』へ戦線移動。『B』の日本語がちょっとカタコトなApple売り場の店員さん曰く「一番安いシリーズは売り切れてましゅ～。ワンランク上のにゃら2台だけ在庫ありましゅけど、カラーはピンクかグリーンになりましゅ～」
むむっ…。本当はイエローが欲しかったのですが、命懸けで戦闘地帯に突撃したのに、手ぶらで帰るのは敵前逃亡当然。天王山に出陣したからには、手柄首の一つも取らねば武士の恥！
「それじゃ、ピンクでお願いしまーす。ポイントカード払いで～」
高額ポイントという手柄首上げ、大江戸線という名馬に跨り、威風堂々と帰城の途に着いたもんですが、なぜか虚しい…。妥協してピンクを買ってしまったからだろうか？ この空虚さを芭蕉は「夏草や兵士どもが夢の跡」と表現したのでしょうか? あっ、どうも岩崎（男の方）です。
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