最近、版元に行って打ち合わせなんかをする際、新入りの編集者さんと名刺交換をすると「ついにキラキラネームの世代も社会に出てきたな~」としみじみ思います。
1990年代後半から2000年代初頭、キラキラネーム問題が世間をザワザワさせていたもんですが、多くのクリティカルな論調としては「キラキラネームをつける様な親に育てられた子供は、ロクな大人にならない」や「日本語を大切にしないと、日本の文化が滅ぶ」といった論調でした。
確かに、子供の成長は親の責任も重大でしょうし、キラキラネーム世代の使っている言葉が意味不明という場面も多々あるのでしょう。
しかし、事実としては〝キラキラネームをつける様な親に育てられた子供〟でも立派な社会人に育った子が大多数でしょうし、日本語だって時代に合わせて常に変化してきたもんです。万葉集みたいな言葉遣いを日常的に使用している人がいたとしたら、そっちの方がどうかしてるのではないでしょうか。あっ、どうも岩崎(男の方)です。
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