疫病、戦争、地震、スラップ訴訟、言論弾圧、核武装論、Qアノン… と、字面だけ見たら完全にディストピア感満載な今日この頃でございますね。さらに日本では2023年(令和5年)10月1日からインボイス方式導入というドラが1枚乗っかる事で、地獄の役満にリーチがかかっているという有り様です。
インボイスなんてカタカナを使っているから、何が始まるのか分かっていないという方も多いことでしょうから、いっそのこと日本語で『中間所得者皆殺し計画』とでも表記してみたら、そのヤバさに気が付く人も多くなるのではないでしょうか。
なぜこんな酷いことになっているのに皆黙っているのだろう? なぜ選挙率は上昇しないのだろう? と常々不思議に思っているのですが、〝諦め〟や〝無関心〟もあるのでしょうが、もう一つのファクターとして考えられるのはベーコンが唱えていた『劇場のイドラ』もあるのではないでしょうか。
『劇場のイドラ』とは権威や保守的なことを無批判に受け入れてしまうという偏見(心理と言い換えてもいいかもしれません)で、右傾化著しい昨今、そのような大衆心理(ニーチェ的には〝奴隷道徳〟)が蔓延しているのではないでしょうか。これはもう、ファシズムの足音が聞こえてきた!? と言っても大袈裟ではありますまい。
映画や小説で見ていた、あのディストピアが、まさか自分が生きている時代に近寄ってくるとは…。そろそろ〝1984年〟元年が訪れるのでしょうかねぇ。あっ、どうも岩崎(男)です。
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