フェルメール!? にゃんにゃんイコノロジア!!

　先日、東京都美術館で催されている【フェルメールと17世紀オランダ絵画展】という企画展に行ってまいりました。東京都美術館は上野公園内にありますので、桜の季節になったら絶対に混む!! と思いまして、早めに行っちまおうという寸法です。何せ、オミクロン株の影響で開催延期になっていたイベントですので、期待増し増しのアッパーな精神状態で行ったもんですが、受付でもらった目録を確認した途端、小生の精神状態はドドンパ並みに一気に急降下。「あれ？ フェルメール、一点だけじゃん…」。

　そうなんです。企画展のタイトルにまんまと踊らされいてました。フェルメールの作品は『窓辺で手紙を読む女』の一点だけで、あとはフェルメールと同時代のオランダバロックの作品で締められているという有り様です。開催延期の影響で、はるか以前にオフィシャルサイトで確認していた内容をすっかり失念していた僕も悪いのでしょうが、バロック特有の暗ぁ～い雰囲気（良くいえば静謐）と相まって、メソメソしながら帰路に着いたしょっぱい一日でした。ちなみに、今、国立新美術館で催されている【メトロポリタン美術館展】にもフェルメールの作品は展示されていて、そちらに展示されてりる『信仰の寓意』の方が、僕的にはさまざまな暗示（や象徴）が散りばめられていて面白かったです。あっ、どうも岩崎（男）です。