今週の休肝日に、Netflixでポーランドのミステリードラマを立て続けに3本観たのですが、陰鬱で神話的な感じが北欧サスペンスみたいでハマってしまいました。
決して派手ではないし(むしろ地味、良くいえば静寂)、伏線回収も曖昧な感じだし、何なら不条理なままエンディングを迎えるという、ハリウッドのド派手アクションサスペンスや、日本の2時間サスペンスが好きな人には向かないであろうコンテンツ。でもこれは〝何か〟が面白い。
あくまでも〝何か〟としか言いようのない〝何か〟を鑑賞する快楽。
ゲルマンやケルトの深い深い森の奥では、美しくもあり、神秘的でもある、不可思議な〝何か〟が日常的に起きている、という共通認識(古代の邪宗の密儀が行われていたり、ナチの残党が生き延びていたり、カフカ的な城があったりetc...的な世界観)を前提に、多少の不条理やスピリチュアルなら、もう、そんなものは『あるある』の領域として –––
–––なんて感じで休肝日を過ごしていたら、ロシア製のミサイルがポーランドに着弾とのニュースが…。私はまさに狐につままれた気分になりました。今後の戦況はフォックスニュースで注視しようかと思った次第です。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
0コメント