第六回:『分とく山』伊勢丹新宿店料理長 今村茂正氏

《おしえて!プロフェッショナル》

三代遡っても伊勢丹大好き!コーナー担当のリズです。

ひいおばあちゃんは家出と称して一日中伊勢丹新宿店に潜伏していましたw

お買い物って、知らないうちに歩数を稼いじゃいますよね。化粧品やアクセサリー、お洋服を眺めているだけで時間を忘れちゃう♪

そんな伊勢丹散歩のしめくくりに、目にも舌にも身体にも嬉しい!極上の和食を召しあがってはいかがでしょう。

われわれ母娘は、お誕生日もクリスマスも『分とく山』伊勢丹新宿店です。

席に着くとホッとする。

お料理が魅力的なのは勿論。スタッフの皆さん、なにより板長さんが、なんとも気分のいい方なのです!

〝アニキ〟と慕いたくなること間違いなし

今回はね、写真選びが大変でした。どのお料理も綺麗で美味しかったなぁって。

つい〝板長〟とお呼びしていますが、正確には〝料理長〟の今村さん。五島列島のご出身で、郷土愛に溢れる方です。お店でも食べられる五島うどんは『日本三大手延べうどん』のひとつ。椿油を含んでおり、つるつるの食感・喉越しが最高です!

↑右下はしゃぶしゃぶのお肉。これをたいらげたあとでも五島うどんはスルっといけてしまいます。冬場は河豚料理が絶品です。うどんそのものはお店でご覧くださいw


和食って本当に繊細で美しい。お出汁は旨味ぎっしりで、清らに澄んでいます。

分とく山では、麺つゆ、ポン酢やゴマだれ、柚子ごしょうも黒蜜も、すべて厨房で手作り。とことん〝純粋〟な味です。

そして、すべての食材が旬で〝新鮮〟。その極みが、お造り(お刺身)です。

↑歯応えがあって脂ののった縞鰺が美味しいようっ。個人的に白身魚が好きなので、鰈を塩で戴くのも幸せ♪

↑土鍋の炊き込みご飯は月替わりです。雲丹のごはんは、たぶん常時!お米そのものから美味。


ある日、今村さんが三角巾で腕を吊っていて。負傷の理由が「川で溺れそうになっている子どもを助けた」だったとき、真の〝純粋〟を見ました……すげぇよ、板長!!


《今回のプロフェッショナルさん》

  • お名前:今村茂正さん
  • ご職業:『分とく山』伊勢丹新宿店料理長
  • ご出身:長崎県五島列島

今回も、記事を書いているだけでおなかがすいてきました。

でも〝腹を満たす〟だけでないのが、和食・懐石の醍醐味。ジャパン・プライドっすね。


《十問十答》

1)ご職業をお聞かせください。

調理師

2)この職種の魅力、社会的役割はなんだと思いますか?

いつも美味しいものを食べられる。忘れかけられている日本料理を伝える。

3)職業柄、モテるな〜と思うことはありますか?

モテます

4)この職業を目指し始めたのはいつですか? なぜ目指そうと思ったのですか?

16歳の時です。バイトしている時、お客様に料理を運ぶと「美味しい、美味しい」と言われて快感になり、自分で作り手になりたいと思った。

5)「これが誇りだ」と思う、エピソード、モットーをお聞かせください。

料理人生そのものですかね。

6)「これだけはやめられない」お仕事と無関係の趣味はありますか?

バイクに乗って海を見に行く。

7)ヒット、バント、フォアボール、ホームラン。第一打席、どれを狙いますか?

ヒット。

8)九回裏二点ビハインド。一死フルカウント、ランナーは一二塁。どれを狙いますか?

二塁を狙う。

9)この職業を目指す若人に一言。

健康な食生活をできる。

10)天国(極楽)に着きました。神様(仏様)は、あなたになんと声をかけると思いますか?

「ご飯を作ってくれ〜〜〜」


《まとめ》

ハイ、キました!第六回で初の「モテます」ご回答!なぜかここだけ句読点もなく、言い切っておられますw さすがだよアニキっ☆

2に戻りまして、「忘れかけられている〜」。料理ほど、その土地土地の環境・文化・伝統を反映したものはない、と私は思います。それを継承し、後世に伝え続けること。尊い。

日本国内でも、郷土の味は異なりますよね。今村さんは五島列島のご出身。私は三代遡っても東京ですが、分とく山のお料理、どこか懐かしく感じます。

旬のお野菜の多さだったり、お出汁の風味だったり。

四季の豊かさは日本全国共通なんですよね。そしてやはり島国なので、海の幸には魅了されてしまうのです。

だから6「バイクで海を」なのかな?

10、天国でも料理人!ですね♪

4、私も学生時代に飲食でバイトしたことがあるのですが、厨房への苦情ばかり受けていました……あのとき、もっと美味しいお店で働いていたら……と、思います。たまにお褒めの言葉を戴いても「ごめんなさい、それパックのやつ温めただけです」と、心のなかで土下座してた。

誇りの持てない職場では、フロアも意気消沈気味。どんなにシルバー(スプーンやフォーク)を磨いても、心までは磨けなかったさ。

分とく山では、スタッフの皆さんが輝いていらっしゃいます。厨房もフロアも、お客さんに「喜んでほしい」という気持ちに溢れているんですよね。

料理への誇り、こだわり。〝純粋〟と〝新鮮〟と〝繊細〟を、是非ともご賞味あれ。

画像が多すぎたかな?? だってどれも綺麗なんだもんっ。


分とく山の皆さん、今村料理長、活気溢れる厨房からありがとうございました!また近々に母娘で伺いますね♪

第七回は『世界一受けたい授業』でもおなじみの『耳鼻科界のヨガマスター☆スーパードクター・石井正則先生』です。

乞う、ご期待っ(*´∀`)ノ お鼻がスーッ♪


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