エムバペ!ムバッペ?リズです♪
エアコンが活躍し始めました。フィルター掃除、しましたか??
かくいうわたしはしていません (´∀`;;
《おしえて!プロフェッショナル》
ハウスダスト、スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネ、イヌ、ネコ……と、私のアレルギー性鼻炎は多種多様な物質によって引き起こされます。エアコンのフィルターも、本来なら掃除すべきですね。
この鼻炎は、物心がついた頃には発症していました。16歳で点鼻薬に出会うまで〝鼻から呼吸ができること〟に気づかなかったほど。
鼻、つまりっぱなし。
レーザーで粘膜を焼く手術も受けました。局所麻酔で1〜2時間。ぜんぜん効果なかった。
鼻、つまりっぱなし。
やがて市販薬が効かなくなり、トラマゾリン点鼻液という薬を内科で処方されるようになりました。コレ、瓶の裏側を見ると〝劇薬〟って書いてあるんだよ。ムリに血管を収縮させるのだから、当然です。
でも、劇薬を噴霧しないと鼻呼吸ができないわけで。忘れて出かけたら家に取りに戻るほどの依存っぷりでした。
そんなわけで〝点鼻薬とは一生のお付き合いになるのかな〟と覚悟していました。
私と劇薬ちゃん……ずっともだお……。
その蜜月の日々は、あるとき突然に幕をおろします。
石井先生は仰いました。
「一刻も早く、手を切ったほうがいいよ」
無理よ。別れられるハズがない。そう思いながら、私は病院の待合室で1時間を過ごしました。……初診とはいえ、これ以上は待てない。やっぱり、劇薬ちゃんと生きていくしかない。席を立とうとした、そのとき。
「お嬢さん、お待ちなさい。あなたの人生が変わるんですよ」
私を呼び止めたのは、知らないオジサンでした。
「石井先生を、信じなさい……。僕の人生も変わったから」
先生というより、知らないオジサン(患者さん)を信じて、待ち続けました。そしていよいよ診察のとき。私の鼻の穴を覗いて、石井先生は仰いました。
「あなたの鼻毛年齢、60歳だよ」
鼻毛年齢……そんな言葉、初めて聞いた。ウソよ、鼻毛だけ老いてるなんて……。
その後、CTやらを撮って、重度の〝点鼻薬性鼻炎〟ということで。思い切って鼻腔、鼻中隔、副鼻腔と、一気にメスを入れて戴きました! 全身麻酔で1週間くらい入院したかな?
(点鼻薬による腫れが鼻中隔を押し曲げている状態でした、トホホ)
結果、もう二度と鼻がつまることはなくなりました。身体が動く動く♪ 偏頭痛もおさまった。夜もぐっすり眠れる♪ 息ができるって、ステキなことね☆
さようなら、劇薬ちゃん。
ありがとう、知らないオジサン。
わたしの人生も、変わったよ……!
注* 鼻づまりは解消しましたがアレルギー反応は起こります。だから先生とは、ずっともだお。
(初診でなければ待ち時間も長くありません、 が、 いまは初診受付が2年待ちの模様;;)
《今回のプロフェッショナルさん》
アリtoキリギリスさんではありません。でも、先生にお会いすると笑いがたえない!明るいお人柄に、いつも癒されます♪
- お名前:石井正則 先生
- ご職業:JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長
- 『世界一受けたい授業』などにご出演。著書もたくさんおありです。近著↓
《十問十答》
1)ご職業をお聞かせください。
医師 34年
2)この職種の魅力、社会的役割はなんだと思いますか?
健康への「明日に架ける橋」
3)職業柄、モテるな〜と思うことはありますか?
モテたと思うことな〜し!
4)この職業を目指し始めたのはいつですか? なぜ目指そうと思ったのですか?
高校2年性 サイモンとガーファンクル「明日に架ける橋」に感動したから
5)モットーをお聞かせください。
医はサイエンスに支えられたアートである!
6)「これだけはやめられない」お仕事と無関係の趣味はありますか?
ヨガ
7)ヒット、バント、フォアボール、ホームラン。第一打席、どれを狙いますか?
ヒットをねらって、たぶん三振。
8)九回裏二点ビハインド。一死フルカウント、ランナーは一二塁。どれを狙いますか?
ホームランと言いたいけど、ひたすら良い球を狙う。
9)この職業を目指す若人に一言。
習うより慣れろではなく、習って慣れろ!
10)天国(極楽)に着きました。神様(仏様)は、あなたになんと声をかけると思いますか?
お疲れ〜!
《まとめ》
医はサイエンスに支えられたアート……まさにアーティスティックな発想。
6)ヨガ! 石井先生は、名医というだけではありません。ヨガインストラクターでもあり、呼吸法から教えてくださるのです♪ そして、2)〝宇宙に架ける橋〟でもあられる。JAXAの宇宙医学審査会委員も勤めていらっしゃいます☆彡
なにより3)や10)のご回答からも判るようにw 大らかで朗らかで、お会いすると気分もスーッとする♪
病は気からっすね。
8)良い球を狙う&9)習って慣れろ、は、さすがお医者様。三振されないと思いますよ。
先生の影響でヨガに通ってみたのだけど、わたしにはピラティスのほうが合っているみたい。
ヨガは副交感神経を活発にし、リラックスさせてくれる。ピラティスは交感神経を活発にし、イキイキさせてくれる。どちらも先生ご推奨で、体幹強化になります。
鼻に特化して記事を書きましたが、もちろん、難聴、めまい、耳鳴りにおいても名医でいらっしゃいます。毎回、ちょっとした〝健康ティップス〟も授けてくださるので、まさに「明日に架ける橋」!
先生…… いまのわたしの鼻毛年齢。いくつですか?
サイモンとガーファンクル、初めて聴きました♪
石井正則先生、いつもありがとうございます! 鼻呼吸の救世主にして健康の守護神……次回もよろしくおねがいします(´▽`*)
第8回は『唯一無二のストーリーテーラー / 脚本家・竹山 洋 先生』です。乞う、ご期待っ!
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