リズです♪
9/20〜9/26は動物愛護週間。動物と人間の絆を深め、愛護、適正な飼養について理解を深める一週間です。
ペットショップで出会っても絆の深さは同じですが……シェルターで暮らす保護猫・保護犬にも幸せになれる機会が増えるといいな。
と、いう趣旨で、今回は特別鼎談企画!
岩崎従兄妹とゲストさん、ボランティアさんから猫を引き取った3人で〝保護猫のいま〟を語ります。
《今回のゲストさん / R》
- ライター・Rさん。猫歴は30年。
- 首都圏X県のマンションでご家族と4人暮らし。
- 昨年、保護猫のママ(画像右/2歳メス/仮名)とチビ(画像左/1歳メス/仮名)を引き取る。ママとチビに血縁関係なし。
《岩崎従兄/ヨシ》
- 子猫だったチャーリー(14歳オス)を大阪のボランティアさんから引き取る。
- チャーリーが初猫。都内マンションで一人暮らし。
《岩崎従妹 / リズ》
- 子猫だったエンジ(9歳オス)を都内のボランティアさんから引き取る。
- 猫歴は30年。エンジが2匹目。他にチワワのルイジ(7歳オス)が同居。
- 都内マンションで一人暮らし。
鼎談のまえに。8月に遡ります。
岩崎従兄妹は都内の〝猫の譲渡会〟を訪ねました。30匹ほどの保護猫ちゃんが、ビルの一室でお出迎え。たくさんの来場者・ボランティアさんで、会場はいっぱいです。リズはペットのおうちというサイトで、事前にお目当の猫ちゃんとアポをとっていました。いざ、初だっこ!
猫ちゃんはもちろん、リズも緊張気味。実は以前、〝家が狭い〟という理由でボランティアさんの審査を通れなかったことがあったんです。広い家に越したものの、今回の審査やいかに?
……からのぉ〜 鼎談開始 !!
そもそも、猫の保護活動とは?
R:いまはやっぱり多頭崩壊、アニマルホーダーが問題ですよね。劣悪な環境で、近親交配で増えていく。私がお世話になったボランティアさんは、そういう猫を救い出す活動もしています。
(参照/ アニマルホーダーについて)
リズ:保護・譲渡がないと、殺処分になっちゃう。庭やマンションの一室にギュウギュウって、ニュースで見かけますね。
ヨシ:屋上ってのも聞くよね。
R:郊外に多い印象だけど、手術 (避妊/去勢)をしなくちゃって認識もないひとがいて。お金をかけてまでっていう感覚がないみたい。
ヨシ:一昔前の、家畜って感覚なのかな。
リズ:ボランティアさんは、子猫の里親を譲渡会で探して、避妊手術した母猫を元の場所にリリースしたりもするんですよね。
R:そうそう。サクラネコって、耳の切れ込みが手術済みの印。うちのチビとママにもある。
リズ:昭和の改札通った切符みたいな(笑) アレ、猫は痛くないのかな。
R:切れ込みは手術後、麻酔の効いた状態で入れるんじゃないかな? はじめは可哀想と思ったけど、やっぱり必要だよね。
リズ:野良猫のいない風景も寂しいから、地域猫としてサクラネコがいるのはイイな。
R:でも、庭を荒らされちゃうひとは困ると思う。猫好きだけじゃないから。餌付けをしないとか、配慮が必要ですね。
ヨシ:野良猫は寿命が短いんだってね。
リズ:平均で4年って聞くね。外は暑くて寒いし。
R:野良の幸せっていうのも、一概に言えない。イタリアでは自由猫って呼ぶけど。
リズ:イタリアは都市単位で保護してますね。日本は年度末に『予算を使いきらなきゃ』って道路工事してるでしょ? だったら保護活動にも税金投入してほしい!
R:ちょっとでもまわしてほしいよね。そういう自治体が増えるといいけど、うちの地元では補助金が出ないんですよ。
ヨシ:もう『猫好き党』って政党があれば判りやすいのに。投票するよ。
R:愛護活動家が立候補する、とかね。杉本彩さんのように活動に熱心な著名人もいるから。そういうひとが公約に掲げてくれたらいいのにね。
↑おまけ画像:ローマ、トッレ・アルジェンティーナ広場(猫コロニー)の自由猫。
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