にゃんにゃん探偵チャーリーの冒険 ~ドッペルゲンガー・第三章~

 2025年10月5日の段階で、僕は下記のテキストをドロップしました。

【にゃんにゃん探偵チャーリーの冒険 ~昔の女・最終章~】

『これからは先の戦争中のように、ファシストに媚びへつらう者がわらわらと湧いて出てくる事でしょう。国民は誰が誰に媚び出したか観察する。そうする事により、(そのヤバさに)早く気が付くことができる。そんな事が今後大切になっていくでしょう。ファシストがスパイ防止法などの法案を通す前に、多くの人が気づく事を願ってやまないです。』

 さて、連立政権を組むために(普段は勇ましい事を言っているのに、恥も外聞も捨て)いろんな政治家が(見苦しいほどに)いろんな政治家に媚びましたね。そして、声高に叫ばれる「憲法9条改正」や「緊急事態条項」…。つまり、僕たちの人権や自由が、いよいよ危なくなってきました。

 最近の世の中って、「声の大きい人たち」の声がいっそう響いている気がします。SNSでもニュースでも、知性や理性を失った強い言葉(主に差別やヘイト)が空気を支配して、気づけば静かな声はどこかに押し流されてしまう。大きな声が正義に見えて、静けさが無関心と誤解されていく。デマや陰謀論も、そのざわめきの中で同じボリュームで鳴り響き、軽々しくそれを信じてしまう(ないしは、それを利用する)人も多い。

 ファシストの言葉に対しても、最初はどこまでも丁寧で、理屈は通っている、といように感じてしまう人も多いかと思います。でも、その狂気の笑顔の下には、人権や自由を平気で踏み躙る記号が隠されている。誰もが「国のため」「安全のため」と信じるうちに、自由や権利のコードが少しずつ変わっていく。

 夜、ウィスキーを飲みながら考えました。強いアルコールと、スモーキーで喉の奥に少し残る苦み。その味は、いまの社会みたいだなと思います。強すぎる声と、薄まった沈黙。そのあいだの琥珀色の静けさが、嵐の前の静けさでなければよいのですが。あっ、どうも。岩崎(チャーリーの飼い主)です。

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