ディストピア!? にゃんにゃんターミネーター!!

 世も末ですね~。先日、ある保守系議員が国会にて「薬剤師は、処方箋に書かれた薬をゴムにまとめて渡すだけの仕事。そんな仕事は作業ロボット(AI)に任せるべき。人手は必要ない」という旨の発言をしていました。私から言わせれば「役人が書いた原稿を読むだけの国会議員こそAIにやらせればいいじゃん」と思いましたが。

 いずれにせよ、このままでは人間の仕事が無くなり、失業率が増えるだけです。

 私のようなクリエイティブ系の仕事をしている人間は、Adobe『Creative Cloud』のIllustratorやPhotoshopなどのアプリを使います。それは、あくまでも〝道具〟です。ところが今、AdobeのAI『Firefly』は、簡単な文字入力をするだけで、オリジナルの画像を生成したりするそうです(使ったことないからよく分かりませんが)。これでは道具であるはずのアプリが、イラストレーターさんやカメラマンさんの仕事を奪ってしまうことになりかねません。はっきり言って、このテクノロジーの進歩はどかかで止めなければ、本当にヤバい事態を招くことになります。構造主義の哲学者、ミッシェル・フーコーが予言した〝人間の終焉〟です。

 映画『ターミネーター』では、機械が人間の仕事を奪い、人工知能が人間に反乱を起こし、ロボットが人間を虐殺する、そんな近未来の世界線と、そのディストピアの始まりである〝審判の日〟が描かれています。このままテクノロジーが進歩した場合〝審判の日〟はリアリティー度を毎秒加速していきます。便利だと思っていたはずのテクノロジーが、実はとんでもないヤバさを内在していた(これは原発なんかにもいえますね)。ディストピアは単なる物語? 〝人間の終焉〟は哲学上の、いわば机上の空論? テクノロジーの進歩は止めることができるのか? 〝審判の日〟はいつなのか? これらの諸問題の答えを、私はAIに聞いてみたいもんです。どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。 

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