先週、三菱一号館美術館で催されている『異端の奇才 ビアズリー展』に行って来ました。ビアズリーといえばO・ワイルドの『サロメ』の挿絵が有名すぎて、耽美的/世紀末的な作家としてのイメージが強いのでしょう、ビジュアル系(バンギャ・メンヘラ)みたいな観覧者がちらほら散見されました。その様なお客さんの1人がポロッと漏らした感想が私の耳に。
「ドラキュラっぽい」
物語を別の物語で例えるというウルトラC的な発想に可笑しみが湧いたもんですが、耽美的 ≒ ドラキュラ ≒ ビジュアル系 という素朴な図式も微笑ましく思えました。あっ、どうも岩崎(チャーリーの飼い主)です。
0コメント